アメリカン・スプレンダー

アメリカン・スプレンダー
映画がおもしろかったので原作というか題材となった本も購入。
帯には「このコミックの中に、あなたの人生そのものがある。」というが、確かに、僕の人生の全部ではないが一部は詰まっていた。短編の全てが冴えない中年の男を主人公にしていて、特別な事件はおきない。単なる中年男同士の会話とか、無職のひとりごととか。でも、それが面白いんだな。それにしても、社会不適応者が考えることは万国共通なのだなとしみじみ。