将棋の三浦九段のソフト指し疑惑。
プロから一般人から色々見解が出てきている。


本筋から外れた部分で私が気になったこと。
仮に三浦九段がソフトの力を借りていたとすると、それで勝った相手が渡辺、久保、丸山という一線級の棋士だということ。
三浦九段が一人でやったとするとスマホのアプリ、外部とやりとりしたとしても使ったのは一般人が買える程度のスペックのパソコンとソフトであろう。その程度のコンピュータでも既にプロに圧勝できる力があるということに衝撃を受けた。


二つ目は三浦九段の妻。
三浦九段は2014年に結婚している。そして、ソフト指し疑惑が出てきたのも、つい最近だ。誰しも結婚がこの事件の原因になったのではないかと疑問を持つだろう。
インターネットで見た記事ではあるが、どうやら彼の結婚は不幸なものだったようだ。(というかまだ結婚は続いていると思われる)


将棋雑誌等のインタビュー


・結婚生活のことを聞かれて
三浦九段「そうですね・・・まあ、年齢が離れていると、我慢することが多くて。疲れます」
三浦九段「いやー私ばっかり我慢してる気がするんだけど」
三浦九段「甘えたいから年上の女性と結婚するっていう(人もいる)。私のように17も違うと甘えられないですからね。対等な立場にはなりませんからね。我慢するしかないです」
三浦九段「なんとなく『仕事が忙しい』だと不満そうなので、例えば趣味があればそっちを我慢して、奥さんへの時間に充てる。だからもう、自分の時間がないんですよ」


・結婚の決め手は?
三「優しいと思ってしまった。いやー大変ですよ本当に。優しいから結婚したら楽だなと思ったら・・・」


・プロポーズの言葉は?
三「メールで『結婚して下さい』っていう感じで言ってしまった」


・年齢差で苦労することは?
三「ひたすら我慢ですよ。我慢大事。喧嘩しても勝てないし、とにかく我慢です。何事も我慢です」


・新婚生活はどう?
三「大変なんですよ。ゴミ出しは私なんですよ。食器も私がよく私が洗うんですよ、洗濯もたまにはやってくれるんですけど私がよく干すんですよ、料理も作ってくれることもあるんですけど・・・分担・・・私のほうが多いんじゃないかな」


・(三浦九段が突然言い出す)
三「最近思うんですけど、自分が女で、自分と結婚したかった。こんだけ家事やってる人いないから、棋士で」



以上のインタビューは昨年のもので、結婚したのは2014年ということだから、結婚して1年経過している。妻への愚痴をおおげさに言っているというレベルではなく心底後悔し疲れ果てているのが分かる。
三浦九段は長く独身を貫いていて、そのときには『将棋に悪影響を及ぼすので女性は近づけません』と言っていたのである。しかし、ひとたび結婚してしまうともう後はもう女のやりたい放題だ。


私は事件後、この三浦九段の結婚生活を知り、奇しくもこれまた最近話題になった元・水戸泉の錦戸親方を思い出した。長い独身生活が続いた後、大きく年の離れた女と結婚したという一致。もっとも親方のほうは、危機がせまっているということにまだ気づいていないという大きな違いがあるが。
職人タイプの人ほど、女性や結婚といった個人的な問題への対処というのが難しいということだろう。これは世間への大きな教訓とすべきものである。